さけ科学館では、札幌市内の河川でサケの調査をおこなっています。
ここでは、札幌のサケの状況をお知らせします。
最新のサケの調査情報
札幌市内のサケについて
札幌市内には、サケが遡上(そじょう)する水系が3つあります。
それらの遡上の状況は、次の通りです。
豊平川水系
豊平川には、カムバックサーモン運動による遡上の復活以来、毎年約1000尾のサケが遡上し、自然産卵しています。
2014年から野生サケを増やす札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)が活動しています。
豊平川の基本情報
新川水系
新川支流の琴似発寒川では、毎年300~500尾程度のサケが遡上し、農試公園付近の寒月橋から農試公園橋下流を中心に産卵しています。
小さい川なのでサケの姿を見つけやすく、とても観察しやすい川です。
琴似発寒川の基本情報
星置川水系
星置川は札幌市と小樽市の境付近を流れる小河川で、河口から約1.5km~2km上流で毎年100尾程度のサケが産卵しています。
産卵場所は、国道5号線(星置橋)から下流、星観緑地横付近までの一帯です。
星置川の基本情報
その他の河川
厚別川もサケが遡上・産卵していますが、範囲が広い割に遡上数は少なく、観察にはあまり向いていません。
新川水系の小さな支流のいくつかでも、年によってサケが遡上・産卵します。
札幌市内のサケマップ (ピンク:ほぼ毎年サケが見られる 赤:産卵したことがある)
新川水系の小さな支流のいくつかでも、年によってサケが遡上・産卵します。
札幌市内のサケマップ (ピンク:ほぼ毎年サケが見られる 赤:産卵したことがある)