2019年度に実施した豊平川と真駒内川に遡上するサケとサクラマスの産卵床調査の結果です。
《サケ》
産卵床数合計 497カ所(2019年9月21日から2020年1月8日の間に計8回実施)
推定遡上数 994尾
ホッチャレ確認数 141尾
《サクラマス》
産卵床数合計 228か所(2019年9月21日と10月7日の合計)
2019年度の産卵床分布図
赤色はサケの産卵床、青色はサクラマスの産卵床です。
2019年度の主な特徴
・9月~10月の前期群が少なかった
・豊平橋上流に産卵床が集中した
・上流域(南7条大橋~真駒内川)はサケの遡上が少なかった
・2019年8月に環境改善したJRの水路で長い期間サケが見られた
・全体の遡上数は若干少なめだが、ほぼ平年並みだった
・2歳のサケの割合が高かった(例年は3歳と4歳が多い)
・標識対象魚(3歳以下)の野生魚の割合は64%だった