2014年秋から冬の札幌市内を流れる豊平川でおこなったサケの調査結果です。
産卵床数合計 454カ所
推定遡上数 約910尾
ホッチャレ確認数 133尾
2014年度サケの産卵床分布図
赤い点があるところでサケの産卵床が確認されました。
青い旗はサクラマスの産卵床をマークしたものです。
《調査日別 産卵床の位置》
※地図の中で旗が立っているところが、産卵床を確認した場所です。
陸上に産卵床が位置している様に見えるところがありますが、地形が変わり、現在は水中です。
調査日別マップ ブログの記録
2014年9月29日~30日 初回
2014年10月29日~10月31日 2回目
2014年11月12日、21日 3回目
2014年12月10日 4回目
2014年12月22日 5回目
2015年1月10日 6回目
豊平川の標識放流魚の確認調査は、すべて終了し、日本水産学会誌に掲載されました。
下記をクリックすると、論文を呼び出して読むことができます。
大都市を流れる豊平川におけるサケ Oncorhynchus keta 野生個体群の存続可能性の評価
日本水産学会誌 Vol. 80 (2014) No. 6 p. 946-955
標識放流調査の結果から、2014年1月に新しいプロジェクトを始めました。
「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(swsp)」では、豊平川の野生サケを優先的に保全することを目指して活動しております。
詳細は下記のページをご覧下さい。
≫「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(swsp)」の詳細ページ
≫プロジェクトメンバー活動のページ