豊平川では、野生サケを増やす取り組みとして、自然産卵する環境の改善をしています。
2017年から協力してくださっている道興建設(株)さんと札幌ワイルドサーモンプロジェクトが、環境改善を行いました。
分流に流入する水の量を増やしたり、増殖するツルヨシの根を取り除き、産卵床が作りやすい環境にしました。
そのほか、観察しやすくなるよう草刈りをしていただきました。
終了後は、ガサガサをして、採れた魚を観察しました。
ここ数年、この分流に作られる産卵床数は、豊平川全体の約7%を占め、分流の役割が増しています。
今年もここからたくさんの野生サケが生まれることを確認するため、モニタリング調査を続けます。