2023年稚魚放流情報

2023.05.10

2023年のサケ稚魚放流数は、合計50,400尾でした。

現在、豊平川に遡上するサケは豊平川生まれの野生魚が多く、大都市ではとても貴重なことであるため、人の手で育てた稚魚の放流を減らしています。

豊平川では、採卵実習や体験放流などの市民放流のみとし、川でのモニタリング調査を続けながら順応的に管理をしています。

放流する稚魚には、耳石温度標識(じせきおんどひょうしき)を付けているため、放流魚であることがわかります。

【放流の内訳】

放流日   放流尾数  放流場所
4月12日 10,000尾 真駒内川・さけ科学館横(シーズン初放流)
4月14日   1,000尾 真駒内川・さけ科学館横(佐藤水産)
4月15日   1,000尾 真駒内川・さけ科学館横(大倉山小/南の沢小 サーモンスクール)
4月21日   2,000尾 豊平川・一条大橋(東白石小サーモンスクール)
4月28日   1,500尾 豊平川・水穂大橋(東橋小サーモンスクール)
5月 3日   12,700尾 真駒内川・さけ科学館横(サケ稚魚体験放流)
5月 4日    6,400尾 真駒内川・さけ科学館横(サケ稚魚体験放流)
5月 5日   15,800尾 真駒内川・さけ科学館横(サケ稚魚体験放流)

合計 50,400尾

 

豊平川では、さけ科学館、研究者、河川管理者、民間企業などとの協働で、自然産卵による野生魚を増やす「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」に取り組んでおり、2024年で10年目となります。

稚魚の放流は、市民の皆さんがサケと触れ合う機会となっているため、さけ科学館の事業として続けていますが、将来の豊平川のサケのために今後どのようにしていくべきなのか、考える時期に来ています。

札幌市豊平川さけ科学館

〒005-0017 札幌市南区真駒内公園2-1
TEL:011-582-7555
FAX:011-582-1998

さけ科学館指定管理者:公益財団法人札幌市公園緑化協会

ご利用案内

開館時間
9:15~16:45
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は次の平日)、年末年始(12/29~1/3)
入館料
無料
駐車場
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