サケ稚魚降下調査 その2

2018.03.22

豊平川生まれのサケ稚魚が川を下っています。
3月4日に野生サケ稚魚第1号を確認しました。

3月21日には今年3回目のトラップ調査を行いました。

トラップを保持

多くの稚魚は夜に川を下るため、日没から2~3時間調査を続けます。

トラップ調査中

2016年と2017年の調査で、豊平川生まれの野生稚魚は、3月下旬から4月上旬にピークがあることがわかりました。そろそろ増え始めるかと思いましたが、この日は20時15分までの調査で、サケの稚魚は2匹のみでした。気温0.6℃、水温3℃だったので、まだ少し低すぎたかもしれません。

今回は野生稚魚2尾

同時に、北大の研究者が豊平川の水に含まれる環境DNAを調べています。

環境DNA調査

果たして、豊平川の環境DNAと捕獲されるサケ稚魚の数はリンクするでしょうか?

環境DNA調査

サケ稚魚降下調査は、札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)の協力で10日おきに6月まで行います。(つづく)


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